《たった1か月で声が高くなる?》本当に効果のある歌声が高くなる練習法4選
- はじめに -
- 「好きな曲を歌いたいのに、思うように声が出ない」
- 「今年の学園祭までに、あの曲を歌えるようになりたい」
- 「カラオケで気になるあの娘にかっこいいところを見せたい」
- 「キーを下げて妥協している」
高い声が出せなくて悩んでいる方は意外と多いのではないでしょうか?
そこでもともと全く高い声を出せなかった僕が、
短期間でハイトーンボイスを出せるようになった方法をお教えします。
歌声が高くなる練習法ランキング
歌声が高くなる練習法を、以下の4つの観点から★の数(1~5)で評価して、おすすめ順にランキング化しました。
・期 間(声が高くなったと実感できる最短期間、★が多いほど早く実感できる)
・音 域(実践後の音域の変化、★が多いほど音域が広くなる)
・歌唱力(声量や声質などの変化、★が多いほど歌唱力が身に着く)
・リスク(実践後の体へのダメージ、★が多いほど負担が大きい)
この4評価からランキングにまとめましたので以下をご覧ください。
-
1位:鼻の奥を響かせる
・期 間:★★★
・音 域:★★★★★
・歌唱力:★★★★★
・リスク:★
いわゆる鼻腔共鳴と呼ばれる方法で、どのサイトでも紹介されているおすすめ方法です。
・声が高くなる
・歌唱力が上がる(他人から歌が上手いと思われる)
・声質が良くなる
・力を入れずに高い声を出せるようになる
と、高い声が出せるようになるだけではなく歌唱力も身につくので、
いいこと尽くしの練習法です。もはややらない手はないでしょう。
・期間について、3~4か月くらいかかるかもしれません。
イメージをつかむのが非常に難しいです。僕の場合は誰のアドバイスも受けずに
試行錯誤しながら練習してたのでかなり時間がかかりました。
・音域について、hiBからhiFくらいまで出せるようになりました。
加えて力まずに高い声が出せるようになります。
・歌唱力について、歌声に深みが増します。
元々無理やり声を出して歌っていたのが楽に高い声を出せるようになったことで、
周りから「声質が良くなった、上手くなった」と言われるようになりました。
・リスクについて、喉のダメージはかなり小さいです。
しかし口と鼻から息を吐きながら歌うため、
練習しすぎると酸欠になることがあります。やりすぎにご注意ください。
「音域が広くなる+歌唱力が身に着く+負担が小さい」ので
一番効果的な方法だと思います。
ただし、習得するまでに時間がかかってしまうのが唯一のデメリットです。
総じて高い声だけでなく歌唱力も身に付けたい方、
声がすぐに枯れてしまったり疲れてしまう方におすすめの練習法です。
歌い方は、「あー」よりも「(は)あー」という感じで歌声に息を混ぜるイメージです、わかりづらいですね。。具体的な練習法については別途書きますので、しばらくお待ちください。
-
2位:とにかく歌う
・期 間:★★★★★
・音 域:★★★★★
・歌唱力:★★
・リスク:★★★★★
どんな練習よりも最短で声が高くなります。
体育会系みたいな考えは嫌いですが、歌の練習も筋トレと一緒で
喉に負荷をかければ着実に声も高くなっていきます。
僕の歌声が高くなったきっかけでもあるのですが、
たった1か月で高い声が出るようになりました。
方法は「ひたすらキーの高い曲を歌うこと」です。
羞恥心を捨ててがむしゃらに歌うだけなので、
特別な技術などを意識する必要はありません。
・期間について、1か月・週1で4~6時間カラオケで歌い続けていたら
1か月後には歌声が高くなっていました。
・音域について、midG以下からhiB、
もともと高い声が出せなかった僕にとって大きな進歩でした。
・歌唱力について、ほとんど期待できません。
ただ声が高くなるのと同時に声量が大きくなるだけです。
・負担はかなり大きいです!無茶しながら歌うということで、
喉の負担は尋常じゃないです。
最初は週に1回・2時間くらいから練習を始めてみてはいかがでしょうか。
即効性と音域に関しては満点ですが、
負担が大きすぎるのと歌唱力への効果が期待できない
とのことで第2位という結果になりました。
原曲キーで気持ちよく高い声を出したい方、
来月までに身の丈以上の歌を歌わなければいけない方、
まだ高い声を出したことがない方におすすめです。
逆に、将来的に歌唱力を身に付けていきたい方は控えた方がいいです。
-
3位:歌声を真上に向ける
・期 間:★★
・音 域:★★★★
・歌唱力:★★★
・リスク:★
様々なハイトーンボーカリストも実践している方法です。
あくまでもイメージなんですけど、歌声をマイクの方向ではなく
自分の後頭部に向けることで高い声が出せるようになります。
コツとしては、
「下あごを引く→口の上側に声を当てる→そのままさらに大きく口を広げる」
の流れを意識することです。
この練習を繰り返すことで歌声を真上に向けるというイメージをつかむことができ、
高い声が出せるようになります。
・期間について、1か月から3か月くらいかかると思われます。
単発だとすぐにできるようになりますが、
歌ってる最中にこの技術を取り入れるようになるまでは時間がかかります。
・音域について、hiAからhiBくらいまでなら出せるようになると思います。
・歌唱力について、声量が大きくなる+シャウトボイスが出しやすくなります。
・リスクについて、ほとんどないですが練習のし過ぎに注意しましょう。
負担はほとんど無いです。
ただし個人差があると思いますが、習得するまでにけっこう時間がかかります。
歌唱力についても、上記の2点について変化が見られましたが、
声質に大きな変化は見られませんでした。
総じて第1位と第2位よりも大きな効果は期待できないため
第3位とさせていただきました。
評価は高くないですが、リスクはほとんど無いため実践して損はないと思います。
実際にOfficial 髭男dismの藤原さんやSuperflyの越智志帆さんも、
歌声を真上に向ける方法を実践しています。
-
4位:とにかく真似をする
・期 間:★★★±
・音 域:★★★±
・歌唱力:★★★★±
・リスク:★★±
歌い癖を真似するだけで高い声を出しやすくなります。
アーティスト本人の真似をするよりも、
Youtubeなどで「歌ってみた」を挙げている人の方が
真似しやすく上達も早いかと思われます。
その際に歌が上手い方(再生回数が多い方や高評価が多い方)の真似をしてください。それか、あなたの周りにいる歌が上手い人の真似をするのも効果的です。
ただし歌い癖を真似するだけでは声は高くなりません。
(高い声を出しやすくなるだけです)
そのため「第1位:鼻の奥を響かせる」か「第2位:とにかく歌う」の
いずれかの方法と組み合わせて練習を行ってください。
高い声を出しやすい喉の使い方を自然と習得することができます。
・期間について、練習によって異なります。
1位か2位のどちら練習を並行したかによって期間が異なりますので、
当然第2位の方が短期間で高い歌声を習得できます。
・音域について、練習によって異なります。
ただし1位か2位のどちらの練習と組み合わせても高い声が出やすくなります。
・歌唱力について、間違いなく上達します。
声質が良くなるか、声量が大きくなるかは真似をする相手に寄りますが、
上手い人の真似をすることで歌唱力は確実に上がるでしょう。
・リスクについて、真似をする相手によって喉への負担などは異なりますが、
無茶な歌い方をしなければ身体的な負荷はほとんどないと思います。
ただし特徴的な歌い方を真似しすぎて、
何を歌っても癖の強い歌になってしまう可能性がありますのでご注意ください。
この練習は間接的に高い声を出しやすくするもので、
この練習だけ行っても高い声が出せるようになるわけではありません。
そのため他の練習と組み合わせて行うようにしましょう。
コツとしてはモノマネをするというよりも、
歌い方の癖(歌い手の表情や姿勢、語尾の伸ばし方など)を真似することです。
未確定要素が大きいので第4位という結果になりました。
-
まとめ
以上が本当に歌声が高くなる練習法4選でした。
長期的に歌唱力を身に付けていきたい方or着実に歌声を高くしたい方には
「1位:鼻の奥を響かせる」の練習法をおすすめします。
短期的に歌声を高くしたい方or来月までにある曲を歌えるようにしたい方には
「2位:とにかく歌う」の練習法をおすすめします。
第3位と第4位の方法に関しては、
第1位と第2位ほど大きな効果を期待できるかどうかは分かりませんが、
身体的リスクはほとんどないので実践してみてください。
今後の歌唱力や音域に大きな違いが出てくると思います。