《上達への近道②》金をかけずに上手くなる、ヒトカラのメリット5選
1.はじめに
歌が上達する方法、いくつ思い浮かびますか?
①「ヒトカラに通う」
②「ボイトレ教室に通う」
③「スタジオを自宅に作る」
などなど他にもありますが、
僕が思うに、大まかな練習法は
上記の3つに分けられると思います。
ではそれぞれの特徴は何なのか?
・費用
・確実性(確実に上達する可能性)
の2点から3つの練習法を比較しましたのでご覧ください。
1-1.ヒトカラ
・費用:◎
フリータイム6時間+ドリンクバー付きで1000円から2000円
時間帯、立地店舗、プラン、年齢などに寄りますが、
休日の昼間で、店舗の会員であれば1500円以内で済むのがほとんどです。
・確実性:△
通い続ければ、多少は歌唱力が上がります。
ですががむしゃらに歌っていても、そこまで効果は期待できません。
考え方次第で歌が上達するかしないかが変わります。
1-2.ボイトレ教室
・費用:△
1回60分のマンツーマンレッスンで4000円から5000円
これも教室の立地場所やプランなどに寄りますが上記がボイトレ教室の相場です。
・確実性:○
専門知識を持ったプロの講師が直接、
あなたの声質や喉の特徴にあった練習法を実施してくれます。
値段は高くつきますが、その分歌唱力が向上する可能性は高いと言えるでしょう。
ただし講師の当たりはずれや、練習の向き不向きなどが生じる可能性があります。
1-3.自作スタジオ
・費用:×
150万円~500万円
間違いなく初心者向けではありません。
・確実性:△
多少は歌唱力が上がります。
ですがヒトカラ同じで指導者がいないため確実性があるかどうかは分かりません。
これも考え方次第で歌が上達するかしないかが変わります。
1-4.まとめ
ヒトカラは1500円で確実性は不明
ボイトレは4000円で確実性高め
自作スタジオは150万円で確実性は不明
以上のことから
・ヒトカラ:初心者向け
・ボイトレ:プロになりたい方向け
・自作スタジオ:プロ向け
ということが分かります。
確実性は分かりませんが
初心者からしたらヒトカラはコスパ最強の練習法と言えるでしょう。
申し上げるのが遅くなりましたが当記事は、
「趣味程度で歌が上手くなりたい方」
「軽音楽部のボーカルとして歌唱力を上達させたい方」
「高校の学園祭などでステージに立つ予定の方」
「忘年会などのカラオケで良い所を見せたい方」
におすすめの内容となっていますので、ご承知のほどお願いいたします。
2.ヒトカラのメリット
3つの練習法に関する違いは分かりました。
では、友人などの団体でカラオケに行くのではなく
なぜ「1人カラオケ」にこだわるのかを説明していきたいと思います。
2-1.選曲に縛りがない
団体で行くとつい、流行りの曲やキャッチ―な曲を歌ってしまいがちです。
それは周りの目があるからです。
キャッチ―な曲を練習したい方にとっては大きな問題はありませんが、
ロックやメタル、演歌などのジャンルを歌いたい方にとっては、
周りの目を気にしてしまうのでなかなか苦痛だと思います。
ヒトカラであれば周りの目を気にせずに
自分の歌いたい曲を、自由に歌うことができます。
特に軽音楽部のボーカルなどで活動している方にとっては、
練習しなきゃいけない曲の大半がロック調で
あまりメディアに取り上げられていなかったり、
キャッチーでない曲が多いと思います。
そういう点を考えると、
団体よりもヒトカラの方が効率よく練習できると考えられます。
2-2.自由な時間が増える
1人でカラオケに行った方が、
自分の好きなタイミングで歌ったり、休憩することができます。
団体で行った時のように、
「次は君の番ね」といった
順番を気にする必要もないですし、
歌いたい曲がたくさんあるのに
歌えずに終了するということもありません。
また歌う前にウォーミングアップをしたい方など、
悠々と時間を使いたい方にとって、
ヒトカラは最適な練習環境と言えるでしょう。
2-3.下手でも気にする必要がない
周りの目を気にする必要がないということで、
周りに聞かせるには自信がない曲でも
遠慮なく歌うことができます。
自分を捨てて思いっきり歌える環境を求めている方にとっては
ヒトカラは最適な練習環境だと思います。
2-4.反復練習できる
同じ曲を何回も歌えます。
団体で行って、同じ曲を2回も3回も歌うのって
なかなかできないですよね。
ヒトカラであれば、
同じ曲を何回も練習することができますし
気になる箇所を巻き戻したりして納得のいくまで歌うなど、
反復して練習することができます。
2-5.録音に適している
部屋の中には自分しかいないので、
録音で他人の声が混ざるといったようなことはありません。
隣の部屋の音量が大きすぎて
音が入ってしまうという可能性も0ではないですが、
団体で行くよりは確実に録音に適した環境と言えるでしょう。
3.ヒトカラのデメリット
メリットもあればデメリットもあります。
歌が上手くなりたい方+以下の5つを許容できる方は
ヒトカラでの練習に向いています。
3-1.恥ずかしい
ヒトカラって気乗りしませんよね。
特にヒトカラに初めて行く方にとっては、なかなか厳しいものがあります。
ヒトカラ歴7年の僕も未だに恥ずかしいと感じる瞬間があります。
そんな心理的な壁に対する克服法を以下の記事にまとめてみました。
ご興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひご覧ください。
chabo-sing16296.hatenablog.com
3-2.窃盗のリスク
トイレやドリンクバーに行く際、
部屋には誰にもいない状態になります。
貴重品の管理をしっかりしておかないと
窃盗のリスクが高まりますので用心しましょう。
また初めての先ほど挙げた「ヒトカラ克服」の記事の中には、
窃盗リスクを軽減させる方法が書かれたあります。
3-3.フリータイムにできない可能性
店舗側からすると、1人で部屋を占領されるよりは
大人数で使ってもらうほうが収益は上がりやすいですよね。
そのため店舗によっては、「ヒトカラは2時間まで」などの
時間制限が設けられています。
もちろん全ての店舗に限ったことではないので、
店舗ごとにチェックしてみてください。
3-4.喉を酷使しやすい
「周りの目を気にせず自由に歌うことができる」
素晴らしい環境ですが、
歌いすぎて喉が枯れてしまうということはよくあると思います。
特に初めてヒトカラに行く方にとっては、
自分の喉の調子についてはよくわからず
喉を酷使してしまいがちです。
自由に歌える空間とは言っても、歌いすぎには注意しましょう。
3-5.上達する確証がない
上にも書きましたが、自分の歌を聞いてもらえる人や
サポートしてくれる人がいないため、
上達までに時間がかかるorいつまでも上達できない可能性があります。
その点ではボイトレ教室に通った方が圧倒的に有利です。
そのため歌唱力上達に関する「無料の記事」を読んだり
ココナラなどのスキルマーケットで
「歌声診断や歌声アドバイス・オンラインのボイトレ」などのサポートを
ボイトレ教室よりも格安で受けることができるので
一度だけでも受けてみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕も歌声に関する記事や
ココナラでもサービスを出品していますので
興味がありましたら、ぜひご覧ください。
chabo-sing16296.hatenablog.com
あなたに合った歌の上達法をお教えします 歌声を2曲まで分析・評価してアフターフォローも致します!
4.おわりに
上記にもありますが、
「趣味程度で歌が上手くなりたい方」
「軽音楽部のボーカルとして歌唱力を上達させたい方」
「高校の学園祭などでステージに立つ予定の方」
「忘年会などのカラオケで良い所を見せたい方」などは
ボイトレ教室に通わずにヒトカラで練習することをおすすめします。
何より安く済みますし、自分の可能性を広げるには最適な環境と言えるからです。
初心者の方であれば自分に合った歌のジャンルが未確定の場合が多いと思われます。
そのため周りの目を気にせずに歌うことのできるヒトカラで、
様々なジャンルを歌ってみて、さらなるステップアップにつなげていきましょう。
デメリットとして、
ボイトレ教室のように歌唱力が向上する確実性はありませんが、
ネット上には歌唱力向上に関する記事がたくさんあります。
(でたらめな記事もあると思いますが)
スキルマーケットでは格安でボイトレを受けることができるサポートがあります。
様々なネット媒体を用いてヒトカラのデメリットを補完しつつ練習していくのが、
初心者の方々にとって、最適な練習法だと思われます。